経済時系列データのグラフィカルモデリング
2006年上半期

週刊東洋経済の新春特大号に日本の人口が2005年または2004年が
ピークになる可能性があると言う記事が載っている。既に地方は
人口が減少しているらしい。これは国内の人口移動の問題もあるのだけれど、
全体が減ると言うのが、これほど早く来るかもしれないというのは
考えていなかった。
東洋経済では経済成長率低下をまねくとして、問題視しているが、
もはや政策レベルでは手のうちようがなく、現実を受け入れて方策を
考える段階なのではないかと言う気がする。しかし、
時間とともに経済が成長すると言うことを暗黙の仮定としていることが多過ぎる。
特に国の経済政策。経済成長率がマイナスの場合の国家の財政モデルを
経済学者に作って欲しいところ。
最近外貨預金に為替レートに応じて受け取る通貨が異なる代わりに金利が優遇されているものがある。例えば CITIBANK がやっているプレミアムデポジットとか。金融の勉強をしたことのある人には常識だろうが、これの正体は為替オプションの売りである。つまり銀行側に満期日に所定の為替レートで交換をするかの権利が与えられていて、預金者は必ずそれを引き受けなくてはならない。だから受け取る通貨が為替レートによって異なる。為替リスクをヘッジしているのは銀行のほうで、預金者はそのリスクを受け取るリスクプレミアムとして高い金利を得ているのだ。
円を預けて、相対通貨がドルの場合、所定の為替レートよりも円高になった場合は、本来もっと有利な為替レートでドルが買えるのにもかかわらず、不利な為替レートでドルと交換させられてしまうことになる。ということは、為替レートがあまり変わらないと予想して、高いプレミアムを得ることを狙っていくのがよさそう。