Wed, 28 Sep 2005
The Minority Game : an introductory guide (Esteban Moro) に載っている
Volatility を α=2m/Ns の関数として表わせることを検証する
シミュレーションをやってみる。
、
やっていることは、メモリ長(m)とエージェントが持つ戦略の数(s)を与えて、エージェント
の数を51から451まで50刻みで増やしながらVolatilityを計算して両logで
プロットするというもの。x軸は0.001から10まで、y軸は0.1から10まで。
いくつかまだ不十分なところがある。
- time average の取り方が不十分。本来は長時間経過して安定したところで取らなくてはいけないが、ここでは安定するまで3000回流して、3001回から4000回までの1000回の平均にしている。
- 戦略の出力ベクトルに関する平均の取り方が不十分。本来ならmとsを固定して、何度もシミュレーションした結果の平均をプロットすべきだが、生データをプロットしている。
それでもなんとなく臨界点で相転移している様子は見えている。もうちょっとやらなくちゃ。
posted at 06:55 |
category: /physics/MinorityGame |
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Sun, 25 Sep 2005
ECONOPHYSICSは新着論文がコメントつきで紹介されている。
すごく重宝。Minority Game 以外にも Scale-free Network や
Power-law Distribution の論文もたくさん。
posted at 23:46 |
category: /physics/MinorityGame |
固定リンク(マイノリティゲーム関係の論文を紹介してくれるサイト)
戦略を決定するための履歴の長さ(メモリ長)が2,3,4のエージェントが
それぞれ1001人参加しているような状況でのマイノリティゲームを
シミュレーションしてみる。勝利数の分布において、M=2,3,4 に従って
青色、水色、緑色を割り当ててある。100万回繰り返した場合の結果は
緑色(メモリ長が一番長いもの)が順位の中央付近を占め、青色は順位の
両端を占めた。エージェント内の戦略の相関係数が関係しているのかもしれない。
、
posted at 14:08 |
category: /physics/MinorityGame |
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Fri, 23 Sep 2005
ローカルな環境で思いつきを記録するツールをいくつか探してみた。
ローカルに wiki を立ち上げて、ブラウザで書くと言うのもいいのですが、
わざわざサーバを立ち上げたりするのは面倒だし、後から別のものに
乗り換えるときのデータの移行も厄介だ。
ハイパーカードのような WWW 以外のハイパーテキストの実装で
いいものがあればと思っていたら、emacs 上で実現している
ものがありました。それが howm。
などを見ながらインストール。TODO や予定表の管理の仕方も合理的。
TODO はインフレで破綻するから重要度と言う概念をやめているのは
いいアイディア。当分御世話になりそう。
posted at 06:35 |
category: /software |
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Software と言うカテゴリを作って、そこで使ってみたソフトウェアの
レビューや設定の記録などを書くことにします。
posted at 05:38 |
category: /software |
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Mon, 19 Sep 2005
を作ってみたので、情報処理学会誌に出ていた各エージェントが次の手を決めるために使う
履歴の長さ(メモリーの長さ、いわゆるm値)による勝利数の分布の違いを検証してみる。
m=3のときにランダムグループ選択よりも平均が大きくなっていて、m=5のときはm=3
よりも順位による勝利数の変化(つまりグラフの傾き)が大きい、ということが書いてある。
同じように横軸を順位、縦軸を勝利回数(相対度数で0.33から0.57まで。0.05の倍数の
ときには横線を描いている)とし(両方とも線形。対数ではない)ランダムグループ選択
(戦略を持たず、毎回次の一手を確率0.5でランダムに決める)と、メモリー長2と5
(それぞれ戦略は内部に3つ持つ)のエージェントで比較してみた。
プログラムは例によって Java Web Start で起動します。
、
情報処理学会誌ではm=3から議論していたが、不思議なのはm=2のとき
最下位に近いエージェントが、大負けしていること。しかも一度負け始めると、
どんどん負けが込みだして、奈落の底に落ちていくような感じに見える(おそろしやー)。
m=3以上ではこのようなことはないみたいなのだが。なぜだろう??
posted at 16:39 |
category: /physics/MinorityGame |
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Thu, 15 Sep 2005
Wed, 14 Sep 2005
Mon, 12 Sep 2005
Sun, 11 Sep 2005
最初の習作として、カルマン渦の数値計算および視覚化のプログラムを作ってみる。
例によって Java Web Start を使っている。GUI 作るのが面倒だったので、
いきなりシミュレーションが始まります。
円柱のまわりの流れからカルマン渦の系列ができる。遅いのは最適化していないから。
計算の簡単のために流体は非圧縮としている。ベタに偏微分方程式を差分法で計算
している。
同じ方程式を有限要素法、格子気体法などでシミュレーションして比較できるように
してみようかな。
posted at 14:25 |
category: /physics/CFD |
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Sat, 03 Sep 2005
武田薬品工業元会長の森田氏の回顧録。
著者は研究者出身で社長から会長になったひとで、回顧録と言っても
研究のエピソードがほとんどを占めており、経営者と言うよりも研究者の
エッセイに近い。
残念ながら私の有機化学の知識は大学教養課程で止まっているので、
薬の研究の専門的な構造解析や合成方法の話は理解できているわけではないが、
研究の雰囲気や、研究にまつわる苦労、挫折、達成などはわかる。
企業の中の研究所の雰囲気と言うのは、なかなか外からはわからないことが多い
が(企業秘密なども多いし)、この本では著者の体験をもとに、成功、失敗、
競争、交流、人事、経営など様々なエピソードを紹介してくれているので、
雰囲気を知るにはいい。最終的に経営者としてトップに上り詰めた人らしく、
研究者でいながらも、蛸壷化することなく広い視野でものを考えられていて、
どのように人を育てて行くか、研究所と言う組織をどのように活かして
いくべきかと言うことを、常に念頭においていると言うのがわかって
大変勉強になる。
巻末に「聞きっ放し、言いっ放しを避けるため」自らの発言を時系列で
並べているところなど、普通の経営者じゃできないですね。信念を持って
やってきたことの証です。薬品業界に興味のある人だけでなく、企業の中で
研究開発に携わる人にお薦めの本です。
posted at 06:46 |
category: /book |
固定リンク(「新薬はこうして生まれる」森田桂(日本経済新聞社))