統計的モデル
学習理論ではサンプルから確率分布を推定する問題が多く取り上げられるが、
普通はパラメータを持つ確率分布の族の中から推定する。
このパラメータを変数として微分積分を行う。見方を変えて、
このパラメータを多様体上の点と考え、多様体の各点に確率分布がのっている
として計量や接続を考えるのが情報幾何の立場。
詳しくは
情報幾何の方法
の第2章など。
Kullback-Leibler情報量(相対エントロピー)によって、二つの確率分布の間の差を
計ることができるが、これを統計モデル上の関数とみなしたとき、そのテイラー展開の
2次の係数にいわゆるFisher行列が表れる。情報幾何の立場では、Fisher行列を
リーマン計量とみなす。そういう意味で相対エントロピーと幾何が結び付いている。
詳しくは
数理科学No.366の黒瀬先生の記事とか、
統計科学のフロンティア「モデル選択」
の第1部2章など。