「はみだし幾何学」徳山豪(岩波書店)
計算幾何学、離散幾何学の入門書。ボロノイ図、ヘリーの定理、NP問題などを、身近な例で説明しながら解説している。例に出てくるような「最大面積の円を切り取る問題」や「空に正座のある理由」「箱入り娘パズル」などの問題って、問題そのものはすぐに理解できるけど、
解き方は統一的なものがない直観的なものというイメージがあるが、その根底に流れている概念をうまく説明してあって、面白い。
コンピュータの世界に直接的な応用がある数学としてもっと注目されていい。
この本が発行されたのがほぼ10年前。どれくらい研究が進んでいるかはチェックしておこうと思う。