犀角(Diceros Horn) 2004 05 25

とくながの「書き散らかし」です

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Tue, 25 May 2004

ベイジアンネットワーク(その2)

間隔があいてしまったが、ベイジアンネットワークについて、再び。
ベイジアンネットワークの前にベイズ統計学の基礎であるベイズの定理につい て復習。ベイズ統計学は推測のための統計学である。推測の対象となるパラメー タ(例えば平均、標準偏差など)を確率変数として扱い、データが与えられた もとでのこれらの分布を条件付確率分布として分析を行うもの。 この条件付確率分布をデータが与えられた後での分布と言う意味でベイズ統計 学では事後分布と言う。一方データが与えられる前の推測の対象とな るパラメータの主観的に与えられる確率分布を事前分布と言う。
ここでは先ずベイズの定理の主張と記号の意味を再確認しておく。 確率変数 X=x がわかっているとき確率変数 Y=y の条件付確率を

P(y|x)
と書くことにする。条件付確率の公式は
P(x,y) = P(y|x)P(x)
であらわされ、ここからベイズの定理が
P(x|y) = P(y|x)P(x) / P(y) ∝ P(y|x)P(x)
と言う形で与えられる。
もっとも単純なベイジアンネットワークは確率変数 X、Y と 条件付確率分布 P(Y|X) が与えられている場合で、そのとき
X → Y
と言う形になる。

posted at 23:51 | category: /Math/Bayes | 固定リンク(ベイジアンネットワーク(その2))