Fri, 30 Apr 2004
ベイジアンネットワークとは、確率変数をノードで表し、
ノード間の依存関係をノード間の向きつきエッジであらわしたとき、
非循環有向グラフになるとき、このグラフで表された確率変数の
集合のモデルことを言う。
ノードにはその確率変数の確率分布、エッジにはその向きに従って
条件付の確率分布が対応する。
数学的にはこれらの幾つかが与えられているときに、残りの
確率分布を求める問題と考えることができる。(確率伝搬計算)
音声認識に用いられる隠れマルコフモデルと等価なモデルを
ベイジアンネットに作ることができる。
例や確率伝搬計算のアルゴリズムは次回。
posted at 02:20 |
category: /Math/Bayes |
固定リンク(ベイジアンネットワーク(その1))
Tue, 27 Apr 2004
ちょっと前に結構話題になった本です。
今さら、ですが読んでみました。
この手の本は自慢話に流れやすく、読んでも自分とは別世界の話のように感じてしまうことがほとんどだが、これはメリットとデメリットを具体的に説明しながら、手続きは単なる手順だけでなく、その手続きが週末起業家にどのような意味を持つかまで説明してあるのも、
単なるマニュアル本とは一線を画す。
なるほど、経営コンサルタントとして成功しているのも肯けますな。
posted at 23:51 |
category: /book |
固定リンク(週末起業(藤井孝一)ちくま新書)
Mon, 26 Apr 2004
情報処理学会の学会誌2004年4月号にマイノリティゲーム(MG)のことが
載っている。記事の内容はStandardMinorityGameについて、シミュレーションした結果
の意外性とそのからくりについて。
マイノリティゲームとはグループを二者択一によって、二つのグループに分けたときに
少数派が勝つと言うルールのゲーム。単純なルールなのに(だからこそ?)奥が深い。
シミュレータでも作ってみようかな。
posted at 00:08 |
category: /physics/MinorityGame |
固定リンク(マイノリティゲーム)
Sun, 25 Apr 2004
1996年に出た『現代のエスプリ』の「バーチャルリアリティ」の刊が手に入ったので、
8年後の現在との状況がどのように変化しているかを見るために読んでみた。
目次の分類は
- VRの人間科学
- VRにおけるインタラクティブ性
- 文化・芸術
- VRのサブ・カルチャー的側面
- 産業・医療へ接近するVR
となっており、技術的話題が少なく、社会科学系の研究者やライターが
VRという(当時話題になった新しい)技術に対するコメントを述べている
ものが多い。
しかし、岩崎氏の「立体像は果たして虚か実か」のような眼科学の立場
からVRを解説したものは、技術的価値があるし、薬師如来のVR化や、
VR避難シミュレータなど
といった、当時のプロジェクトの記録が関係者の手で紹介されているのは
貴重な記録だ。ここに書いてあることが発展したようなものがあれば、
詳しく比較してみようと思う。
posted at 22:33 |
category: /VR |
固定リンク(現代のエスプリ(1996年)より)
IE と Mozilla で動作が違うために放っておいたのですが、
下のような感じで両方動くことを確認。
と言うわけで徐々に直します。
<object codetype="application/x-java-applet;version=1.4"
code="$CLASSNAME$"
height="600" width="600" >
<param name="archive" value="$ARCHIVE$.jar"/>
<!--[if !IE]> Mozilla -->
<object classid="java:$CLASSNAME$.class"
height="600" width="600">
<param name="archive" value="$ARCHIVE$.jar"/>
</object>
<!-- <![endif]-->
</object>
Windows 上の IE(6.0)、Mozilla(1.6)、Linux 上の firebird(0.7) で動くことを確かめました。$CLASSNAME$ と $ARCHIVE$ は適当に書き換えてください。
Windows 上で firefox の Java plug-in を使う場合、通常のアプレットはうまく
動きますが、Java3D のような ext ライブラリを使うようなものが動きません。
XHTML のタグの問題ではなく、ライブラリをどこに置くのかと言う問題だと
思うのですが。何か情報をお持ちの方は教えてくださいませ。
posted at 12:52 |
category: /Java |
固定リンク(XHTML で Applet を埋め込む)
Wed, 21 Apr 2004
3D Engine List
というサイトにプラットフォーム、言語別の3Dエンジンのリストがずらりと。
Java だけでも 34 個も。
posted at 04:09 |
category: /VR |
固定リンク(3Dエンジン)
タイトルのとおりのものが
netbeans.org
にあります。Java3D は覚えなければいけないクラスやパラメータが多いので
こういうものがあれば、と思っていたのですが、ありました。
Java3D のプログラムをソースレベルで書いたことのある人ならば、
使い方はすぐに理解できるほど直感的です。シーングラフをGUIで作成して、パラメータを
設定していく。ツリーのビューとUniverseのビューと異なる視点からのビューがあり、
立体図形を作りながらイメージすることができます。
ただ、まだアルファー版なので
動作がところどころ不安定、またはうまく動作しないところが。
とはいってもこれは期待できます。同梱に J3dFly も。
posted at 03:25 |
category: /Java/Java3D |
固定リンク(Scene Graph Editor)
Sun, 18 Apr 2004
Xj3D
が2004年の3月11日にupdateされていました。いまさら
VRML という意見もあるでしょうが、X3D は個人的には期待しています。
早速試してみました。まだ実装されていない機能も多いけど、Geometry
を読み込む程度なら使えそうです。
posted at 23:58 |
category: /Java/Java3D |
固定リンク(Xj3D を試す)
VRML を読み込んでアプレットで 3D 表示する Shout3D というのがあるらしい。
NISTのサイトに
サンプルがあるんだけど、本家のページにつながらない。情報求む。
posted at 01:58 |
category: /Java/Java3D |
固定リンク(Shout3D)
Sat, 17 Apr 2004
最近外貨預金に為替レートに応じて受け取る通貨が異なる代わりに金利が優遇されているものがある。例えば CITIBANK がやっているプレミアムデポジットとか。金融の勉強をしたことのある人には常識だろうが、これの正体は為替オプションの売りである。つまり銀行側に満期日に所定の為替レートで交換をするかの権利が与えられていて、預金者は必ずそれを引き受けなくてはならない。だから受け取る通貨が為替レートによって異なる。為替リスクをヘッジしているのは銀行のほうで、預金者はそのリスクを受け取るリスクプレミアムとして高い金利を得ているのだ。
円を預けて、相対通貨がドルの場合、所定の為替レートよりも円高になった場合は、本来もっと有利な為替レートでドルが買えるのにもかかわらず、不利な為替レートでドルと交換させられてしまうことになる。ということは、為替レートがあまり変わらないと予想して、高いプレミアムを得ることを狙っていくのがよさそう。
posted at 03:01 |
category: /economics |
固定リンク(オプションの売り)
Sun, 11 Apr 2004
シングルでいること、家族をもつこと、共稼ぎをするか否かという選択を、税制や年金の面から比較したのが本書の主題。これらの経済政策で少子化問題などを解決しようという考え方が経済学者の間にはあるらしい。この本は少し古いし、今行われようとしている年金改革によって、試算結果も変わるだろう。改革が妥協の産物になって、問題を先送りする結果にならなければよいけどね。
本書によると、家族構成のモデルが時代によって大きく変化しており、いわゆる核家族もしょせん20年程度のモデルに過ぎない。しかも戦争中、及び戦後の特殊な状況下で制定された法律によって、それが固定化されている。
親の世代もその親の世代とは異なる家族モデルに従ったのだから、次の世代もまた新しい多様なモデルを
構築してよいだろう。
posted at 17:52 |
category: /book |
固定リンク(<非婚>のすすめ(森永卓郎)講談社現代新書)
著者は社会学者。社会学的な視点から、
インターネット的なものとは何か、
どのようなものが求められているかについて、
分析している。特に、情報教育に関しては
わたし自身がかつて感じていた違和感を、
見事に説明してくれた。教える側も何を教えるべきかに戸惑いがあり、教わる側も、
何を学べばよいのかが分かっていない。
そんな状態で授業調査をすれば、安易に
「台なし世代」に迎合する方向に流れてしまうのかもしれない。
著者はインフォテックに対する対抗原理として
「インフォアーツ」を提唱している。
ネットワークがあることが自明となった世界の中で必要となる技術をうまく言い表した概念であると思う。
もちろん、その内容は吟味すべきことであろうが。
きちんと議論されて、次世代の教育としてできるだけ早く実践されるといいなあ。
posted at 17:51 |
category: /book |
固定リンク(インフォアーツ論(野村一夫)洋泉社)
Fri, 09 Apr 2004
ソニー、音楽/動画を楽しめるトランスポータブルHDDカーナビ「XYZ」発売
なんて記事が出ていますが、3Dの描画能力自体はもはや驚くべきことじゃないので、
カーナビのデータを3D化したということと、リアルタイムで追随できるようにしたことが
すごいことなのかな。
私は近い将来カーナビで Augmented Reality が実現すると確信している。
- 透過型の液晶をフロントガラスの周囲に張りつける
- P2P でデータを近くの(視界内の)車同士、車と建物とで共有
- データがパーソナライズされて背景と重なる形でフロントガラスに表示
なんてことが実現されるのも遠くないと思っているのですが、どうでしょうか?
posted at 01:18 |
category: /VR |
固定リンク(ソニーの3Dカーナビ)
Mon, 05 Apr 2004
ここで言うデジタルペンとは、ペン入力を電子化するものとする。
いわゆるタブレットPCやPDAのようなタッチパネルへの入力は除外する。
私の知っているのは次の3つ。
- アノトペン
- InkLink
- PC Notes Taker
出る出る、という噂ばかり先行しているアノトペン(評価版は出てるけど)。
そろそろ正式版を安価にソフトと開発環境つきで出して欲しいなあ。用紙が高いのが難点だけど、普及すればきっと安くなるはず。なんといっても、ペンだけで書いた内容を記憶できるのがナイス!
後者2つはペン先の軌跡をセンサーが読み取って、画像化してくれるもの。
Palm と PocketPC に対応している点で、InkLink の勝ちかな。PC Notes Taker はノートパソコンがないと使えないというのはあまりに不便。ZAURUS に対応してくれたらいいんだけどな。
posted at 23:27 |
category: /Diary |
固定リンク(デジタルペン)
正直この手の本は、どうせ経験に基づく教訓だ、科学的に分析したものではないから読むに値しない、と思っていました。まあ、経験に基づく教訓であることには変わりないのですが、読むに値しないかというとそうでもない。視野が狭くなりがちな時に別の視点から眺めるきっかけになるのは確か。
文字にしてしまうと陳腐だが、結局大事なのは、意思決定を正しく行うには目的と目標を明確化すること。数理的な意思決定理論では、目的は既に与えられているものとして議論を始めるが、実はこれが難しいのだということ。その難しさをいかに克服するかについて、いくつかの処方箋(具体例)が挙がっている。そういう見方をすれば、ビジネス書はそういう具体例を公開してくれている貴重な文献という見方もできるか。
posted at 23:13 |
category: /book |
固定リンク(意思決定入門(中島一)日経文庫)
Sat, 03 Apr 2004
1986年にでた本の文庫化。といっても私は初めて読む。
舞台はハーバード大学のあるケンブリッジ。
そこで起こるある殺人事件の話なのだが、
推理小説を期待してはいけない。
ここでは登場人物の行動を経済学的に分析されていて、
むしろそれが目的、のように思われる。
登場する経済学者の口を借りて語られる。
また社会学者や化学者の口からは、経済学に対する批判や
疑問点も率直に語られて、それに対する経済学からの答えも
用意されている。
というわけで、経済学をちょっとかじったぐらいの人で
推理小説を期待しない人には面白く読めるかもしれない。
むしろ経済学の講義の副読本かな?
posted at 11:39 |
category: /book |
固定リンク(経済学殺人事件(マーシャル・ジェボンズ)日経ビジネス人文庫)
Thu, 01 Apr 2004
CGSP Video Library - Medical - 3D Medical
は GE (General Electric) 社の研究開発部門の成果。
脳や内臓の解剖図を3Dアニメで見ることができる。
百聞は一見にしかずというが、医学教育やインフォームド・コンセントに
このような3Dが実用化されていくのだろうな。CTスキャンなどの測定器の
計測結果がすぐにバーチャル空間の中で再現される日もそう遠くないだろう。
そうなれば、医学教育や診断が大きく変わるに違いない。予算がかけられる
という意味でもエンターテインメントや広告業界よりも医学業界でVRが一般化
するほうが早いのではないだろうか。
posted at 01:06 |
category: /VR |
固定リンク(人体解剖図の3Dアニメ)