自己組織化とは何か
自己組織化とは、エントロピー増大の法則に打ち勝って、パターンが形成される仕組み、といったらよいだろうか。詳しい説明はこの本を読んでもらうのがよいだろうが。
自己組織化というキーワードには前から注目はしていたのだが、
正直きちんと追えてはいなかった。
複雑系やナノテクノロジーとも関連しているということも
知識として知ってはいたが詳しく理解しているわけではなかった。
これらのキーワードをうまくつなげてくれたのがこの本。
同時に分子生物学がどこまで進んでいるか、この先どういう方向に進んでいくのかという
未来図を垣間見れたようで非常に興味深い。
いわゆる「生命の神秘」という言葉で語られる多くの部分が自己組織化という
キーワードで説明可能になってきている。
もはや生物という枠で語られるものでもないだろう。
カオスや非線形からの数理的なアプローチとどのように相互作用していくかが楽しみ。